カブトムシの卵が産まれたのに幼虫にならなかった・・・
育て方のサイトたくさん見てきたのに・・・
- 産卵したけど、卵が幼虫にならない
- 卵を別の容器に移したけど幼虫にならない、いつの間にか卵が消えている
- 幼虫にするために何をしたらよいかよくわからない
こういった経験はないでしょうか?
今年ようやく、多くの卵から幼虫に孵すことができたので、このような疑問に答えます。
私もカブトムシを育て始めた当初は育て方のサイトをいろいろ見て実行していたつもりでしたが、卵を幼虫に孵すことができませんでした。
私はこれまでカブトムシの育成経験は4年程。
今年は卵から幼虫を17匹 孵すことができました。
とはいっても、紆余曲折ありました。
1年目は卵ゼロ
2年目は卵が数個あったけど幼虫孵らず・・・
3年目は卵20個くらいあったけど、幼虫は4匹くらい・・・
4年目は卵20~30個くらいから幼虫17匹!!
こんな私が育て方を解説します!
カブトムシの卵から幼虫に孵す方法をまとめました
今年、カブトムシの卵から幼虫に孵すためにしたことをまとめました。
昨年、4匹幼虫に孵すことができたのですが、なぜか卵を別の容器に移したほうからは幼虫に孵らず、成虫の容器にいれたままの卵のほうから幼虫が孵る結果となりました。
これをヒントに今年は以下のことを試しました
その②:温度
その③:適度なお世話
その①:マット
まずはマット(土)です。
私はこちらのマットを使いました。
マットはまずガス抜きをしました。
以前、買ってきたマットをガス抜きせず、そのまま使用して、卵から幼虫に孵らなかった苦い経験があるためです。
マットから匂いがするので、家のベランダで新聞紙にマットを広げて、約2日間くらい放置。
マットの匂いがだいぶ薄れたら、水をマットに染み込ませて、マットを容器へいれ、そして卵を容器へインしました
その②:温度
次は温度です。
以前、卵が産まれてから別の容器に移して室内で育てたことがありました。
室内のほうが適温で育てやすいと思ったからですが、コバエが大量発生しました。
当たり前なのですが、妻に怒られました・・・
しかも卵から幼虫は現れませんでした・・・
卵もいつの間にか見えなくなっていました・・・
さすがに室内で育てるのは難しいと思い、外で育てることにしました。
ただ夏場は暑いので、カブトムシにとってはあまりいい環境とは思えませんでした。
そこで、まずは1日1回、朝に容器内に霧吹きで水を拭きかけ、容器内の温度を下げるようにしました。
また、直射日光と容器内の温度を下げるため、水気を含ませた新聞紙で容器を包むということもしました。
その③:適度にお世話
最後は適度にお世話です。
成虫、卵の容器はさきほども書きましたが、1日1回霧吹きをして、成虫の容器にはゼリーをいれていました。
あとは週末に成虫の容器内から卵を探して、見つけた卵を容器に移していました。
やったことはこれくらいであとはほったらかしでした。
あまり世話のし過ぎもカブトムシにストレスを与えてしまうので、やりすぎはダメかもしれません。
カブトムシの育成経験ゼロでも問題ない理由
ここまで読んだ方は、もしかすると「カブトムシを自分には育てられないのでは」「卵から幼虫に孵すのって大変なのでは」と思った方もいるかもしれません。
しかし問題ありません。
なぜなら、誰でも最初はカブトムシの育成知識ゼロだからです。
私自身もカブトムシ育成を始めた時はまったくの知識ゼロでした。
もう少しつけ足すと、私は北海道出身なのですが、北海道には当時カブトムシはいませんでした(今はいるとかっていううわさ)。
そんな環境だったので、子供の頃にデパートで買った成虫のカブトムシを育てたことがありましたが、幼虫を育てたことはありませんでした。
そんな私が、最初の数年は確かに失敗しましたが、いろいろ試しながら、徐々に卵から幼虫を孵すことができました。
なので繰り返しですが、カブトムシ育成経験ゼロでも問題ありません。
卵から幼虫に孵す際に注意すべき3つ
その②:成虫の育て方
その③:家族の理解
その①:アリ・コバエなどの小さな虫
まずは、アリ・コバエなどの小さな虫には注意が必要です。
また、ダニや線虫がいると、大量に虫がいると、世話したくなくなります。
これはカブトムシにとって、というよりか育てる側にとってよくありません。
我が家は、湿気を保とうと水をかけ過ぎたせいか、容器の下にアリたちが卵を運んできていました。
驚いて子どもと慌てて、卵を除去しました。
なので、市販されている虫よけシートを買って、対処することをおすすめします。
その②:成虫の育て方
次に成虫の育て方です。
卵を産むのは成虫です。
なので、成虫になるべくストレスを与えず、マットや温度、あとゼリーを整えて、いい卵を産んでもらうようにしましょう。
今年の我が家は、オスとメスが2匹ずついて、20~30個くらい卵を産みました。
卵を産んでもらわないと、次世代に続かないので、成虫の環境についても気にするようにしましょう。
その③:家族の理解
最後に、家族の理解です。
これがカブトムシを育てるのに、実は一番必要かもしれません。
私と下の子は、カブトムシ大好きですが、妻と上の子は全然興味を示しません。
ただ、育てること自体には反対するわけではなく、ただ見守っていてくれています。
これくらいがちょうどいい感じかもです。
まとめ
私はカブトムシを会社の先輩からもらったことをきっかけに、カブトムシを育て始めました。
会社の先輩はカブトムシを育てることの楽しさについて、語ってくれました。
最初は卵から幼虫が孵らないと失敗しましたが、いろいろ試した結果、幼虫に孵すことができました。
ここでもP(Plan:計画)→D(Do:実行)→C(Check:チェック)→A(Action:改善)サイクルにつながっていることを実感しました。
カブトムシを育てることは、命の尊さ、次世代に繋がっていくことの素晴らしさを、子どもに伝えるのにとてもいい教材だと思っています。
ただ、一番ハマっているのは、まちがいなく私です。
これからも楽しくカブトムシを育成していきたいと思います!目標は100匹!!
皆さんも卵から幼虫、そして成虫に育てて、楽しいカブトムシライフを送ってください!!
したっけ!
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